鉄道電気設備の仕事
JOB
鉄道の電気設備に関する点検・保守・修繕を行います。主に架線(電車線)の張り替え工事、電柱・ビームの新設・修繕工事、キュービクル(高圧受電設備)などの電気機器の設置、碍子(がいし・電線と支持物の間を絶縁するための器具)の交換のほか、電車の運行の妨げになる鉄道周辺の枝葉の伐採なども行っています。
ステップアップ例
Step up
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見習い期間
1年目
工具の名前やロープの結び方など、業務の基本的なことから学びます。先輩たちと一緒に行動しながら、どの現場でどの工具を使うのかなど一つ一つの作業を覚えていきます。
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資格取得でキャリアアップ
3年目
鉄道会社によってさまざまですが、実務経験3年以上になると列車見張員の資格等を取得することができます。鉄道の保線工事時に線路閉鎖の手続きを行うことができる線閉責任者や、架線の電流を止める停電責任者など、専門的な資格を取れば、キャリアアップに役立ちます。
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軌道作業責任者の資格で現場監督へ
5年目
軌道作業責任者の資格を取得すると、現場監督として活躍できます。長年の技術と技能をもって作業員に指示を出し、工事を完了させる責任を担います。